「寄り添ってあげてください」って、
いろんな育児書でも 恋愛やパートナーシップでも
あると絶対便利なスキルですよね!
けど、具体的に「寄り添う」ってどういう状態を指すのか
じっくり考えてみました。
なぜかというと「寄り添う」の認識が雑だと、「むきあう」になってしまいがちだし、
寄り添うことが有効なときに向き合うと、大抵、こんがらかるからです。
この二つ、大切な人のそばに居ることには間違いがないのですが、
似て非なるのです。
知っていると、効果が抜群なので、コミュニケーションの参考にされてください♪
まず、「向き合う」から分解してみますね!
●面と向かう。見つめ合う。向かい合う。という位置関係
●対等である。お互いまぁまぁ元気。
●アドバイス、ディスカッション
●より良い、共通の今、もしくは未来をイメージする目的
●発展的で、足並みを合わせる
この関係性は、お互いの違いを信頼しつつ、
じゃぁ、これからどうして行こうかなっていう、
発展性があります。悩みをシェアするけど、弱ってはいない。
むしろエネルギッシュな関係で、それをかき回してより理想的な状態にするために
自立した関係をお互いに感じながら、自分のことも顧みつつ
関係をじっくりと踏みしめて自信もついていくイメージが
「向き合う」
注意したいのは、白熱して言い負かさないように言葉を選びたいですね!
お互い認め合えると、より嬉しくなります。
そして、それよりも難しいなぁ〜ともうのが
「寄り添う」です。
●肩を並べる。同じ方向をみる。
●どちらかが、比較的弱気だったり落ち込んでいたり、感傷的だったりする。
●黙る。何も言わない。アドバイスが相手の否定になってしまう。
●認める。許す。そうなんだねって、通過させる。
●安心感を増幅させる。ホッとする。
つまり、どちらかの気持ちが主軸です。
親子関係の例だと、
「ハァ〜学校つまんない。。。勉強やだな。あの子とちょっと上手くいってないし・・・」
って、我が子がこぼしてくれたとします。
「向き合う」だったら
「学校つまんなくても行かなきゃ。勉強しないと困るよ?あの子と仲良くすために○○したらどう?」
って感じです
「寄り添う」だと
「そっか〜学校つまんないよね。勉強だってやだよね。あの子とうまくいってないのかぁ〜」
って感じです。
こちらの意見というより、おうむ返しです。
一旦寄り添うと、相手が元気になってきます。受け入れてもらえたことで
勇気が湧いてくる。わかってくれるぞ!と、信頼が強くなるから、もっと話をしてくれます。
一通り話を聞いて、
「じゃぁ、どうしたいとかあるの??」って聞いてみたら、
心を開いた後に、未来が出てきます。
そこで、
「向き合う」をすると、自立も背中を押してくれてる実感がしてきます。
だから「寄り添う」時は、自分がお薬になった気持ちで
そこにいるのです。ただ、存在する。
その安心感って、すごいのです。
言いたいことも、心の奥でざわざわする。
これを言わないようにするのが、むずかしいっ!!
なので、こちらも寄り添うときは、本気を出さず、
「スン」って心で言葉をつぶやいてみると簡単に寄り添えます。
あーーー言いたい!ってなったら、押さえ込むと辛いから、
あーーーー言いたい!スン・・・って、心で、言うw
ぜひ、今日、可愛い子が帰ってきたときに今日の話をしてくれたら試してみてください。
口を挟まなかった分、面白い話がどんどん溢れてきたりしますよ!